この記事を訪れた皆さんはこんなことを思っていませんか?
- テニスを始めたいけど、始め方が良く分からない…
- これからテニスを始める上で、気を付けておいた方が良いポイントを知りたい
- テニスって、幾らお金が掛かるの?
- 運動が苦手な私でもできるかな?
この記事を読めば、こういった悩みは全て解決します!
僕は、学生時代からテニスを始めて
かれこれ6年以上は続けていますが、
テニスは誰でも、年齢関係なく始めることができるスポーツだと思っています
このサイトでは、「完全初心者が試合で勝てるようになる」をコンセプトに
これからもテニス初心者に向けて記事を投稿していくので、
気になる方は、他の記事もチェックしてみてください!
今回は、テニスを始める上で大切なことに注力して解説します
この記事では以下のことを説明します
- テニスを習う方法
- テニスに必要な道具一覧
- コートの種類
- 軟式テニスと硬式テニス
- 個人でテニスができる場所
- 初心者が気を付けるべきポイント
- 運動が苦手でもテニスを楽しむことはできる


テニスを習う方法を知る
テニスを習うには以下の3つの方法があります
- スクールで習う
- テニスオフに参加する
- サークル・部活に所属する
個人的にはスクールで習うのをお勧めします

スクールで習う
- スクールに通うメリット・デメリット
スクールのメリット
- 指導経験のあるコーチに教わるので、早く上達できる
- 適格なアドバイスが貰える
- 体験レッスンがあるので入会する前にスクールの雰囲気を把握することができる
- ラケット等の道具をレンタルしてくれる
- レベル別にクラス分けされているので、初心者でも安心
スクールのデメリット
- 入会費や月謝が掛かる
スクールは、指導経験のあるコーチが一から教えてくれるので早く上達することができます
また、初級から上級までレベル別にクラス分けしているスクールも多いので、
初心者の方も安心して練習に打ち込めると思います
ラケットのレンタルや無料体験などのサービスもあるので、まずはそういったものを利用して自分に合うか確かめることができるのもスクールの強みです
ただ、月謝や入会費が掛かるので
お金を極力掛けたくないのであれば、サークルや部活の方が良いかもしれません
入会費は3,000円~4,000円
月謝は週1回(月4回)のレッスンで15,000円~20,000円いかないくらいです
スクールに向いている人
- お金に余裕がある人
- 早く上達したい人
- 部活だけでは物足りない人
- 丁寧に教えてもらいたい人
テニススクールについて更に詳しく知りたい方は
次の記事もご覧ください!
テニスオフに参加する
- テニスオフに参加するメリット・デメリット
テニスオフのメリット
- スクールに比べたらお金が掛からない
- 合わないと思ったらすぐ辞められる
- 参加者が毎回同じではないので、試合をする分には色々な人と打てて良い経験になる
テニスオフのデメリット
- 主催者によって当たりハズレがある
- 指導経験がある主催者ばかりではないので間違ったことを教えられる可能性も…
テニスオフとは、
インターネット上のテニスのマッチングサイトみたいなものです
有名なサイトだとテニスオフネットなどがあります
主催者側が参加者を募って、練習会や試合をします
一応、初心者向けのものもありますが
スクールや部活である程度打てるようになってから参加するのをお勧めします
参加費は、一回の練習(2時間)で1,000円~3,000円程です
誰でも主催者になることができるので、
間違った打ち方や、古い戦術を教えられてしまうリスクもあります
試合経験を積みたい人が、試合数をこなす目的で使用するのが良いかと思います
テニスオフに向いている人
- 試合経験を積みたい人
- 色々な人と打ちたい人
- たまに練習ができれば良い人(ガッツリやりたくない人)
テニスオフについて更に詳しく知りたい方は
次の記事もご覧ください!
サークル・部活に所属する
サークル・部活に所属するメリット・デメリット
サークル・部活のメリット
- 練習量を沢山こなすことができる
- 交友関係が広がる
- 上下関係が身につく
サークル・部活のデメリット
- 上下関係が面倒
- 指導経験のある人に教われるわけではないので、上達する上では効率が悪い
サークル・部活は交友関係や上下関係を育む場としては最適です
しかし、テニスを上手くなるという目的で見るならスクールの方が遥かに良いでしょう!
スクールが量より質なのに比べて、
部活・サークルは質より量だと言えます
所属しておいて損はないので、会社や学校にテニス部やテニスサークルがある人は取り敢えず所属しておいて、更に上達したくなったらスクールにも通うのがオススメです
サークル・部活に向いている人
- 安くテニスを始めたい人
- 交友関係を広げたい人
- 沢山打ちたい人
テニスに必要な道具一覧を把握する
本格的にテニスを始めるとなると次の6点の道具が必要になります
テニスに必要な道具一覧
- ラケット・・・16,000円~33,000円
- ガット・・・1,000円~10,000円
- グリップ・・・300円
- シューズ・・・6,000円~18,000円
- ウェア・・・全て揃えて6,000円~20,000円
- ラケットバッグ・・・6,000円~13,000円

正直、いきなり全て揃える必要はありません
最低限、ガットを張ってグリップを巻いたラケットとシューズがあれば大丈夫です!
スクールに通うのであれば、ラケットとシューズはレンタルしてもらえるところも多いので
急いで購入する必要はないかと思います
ウェアは練習をするだけだったら何を着ていても問題ありませんし、
ラケットバッグも最初はラケットに付属のもので良いかと思います
スクールの体験レッスンや部活の体験入部に参加してみて、本格的にテニスを始めたいと思ったら道具を揃えていきましょう!
道具を揃える上で気を付けるべき点としては、
ラケットを買うときに
続くか分からないからと言って、安すぎるものを買うのは止めましょう
テニスの技術向上には、ラケットの良し悪しも関係があります
それに安くて性能が劣るものはすぐに買い替えたくなり、結局お金が掛かるなんてことはよくある話です。
初心者~上級者まで、幅広い層に向いたラケットもあるので
そういったものを購入しましょう!
テニスの道具の選び方や、
初心者にオススメの道具が知りたい方は
下記の記事を参照ください
コートの種類とそれに合ったシューズについて理解する
テニスコートの基本的な種類は以下の通りです
- オムニコート(砂入り人工芝)
- クレーコート
- ハードコート
他にも、天然芝のグラスコートやカーペットコートなどの種類もあります
部活やスクールでよく使われているのが、上の枠で囲った三つのコートになります
それぞれの特徴としては、
オムニコート・・・日本で一番普及されてるコート、球速もバウンドも普通

クレーコート・・・土でできている為、凸凹していてイレギュラーが起こりやすい

ハードコート・・・ゴムでできているので、球速が速く、ボールがよく弾む

コートの種類によって球速やボールのバウンドが変わってくるので、
試合に出るようになったら、
出場する試合のコートがどの種類のコートなのかをしっかりと把握して対策を練りましょう!
初心者の内は、取り敢えず自分の所属するスクールや部活のコートに慣れることを優先すれば大丈夫です
また、テニスシューズもコートの種類によってそのコート専用のものがありますが
個人的にはオールコート用のシューズを買うのをお勧めします
どのコートでも使用できますし、
プロ選手が愛用しているモデルも基本的にオールコート用のものが多いので、
カッコイイデザインのものが豊富です
テニスシューズ種類
- オムニ・クレー用
- オールコート用
- カーペットコート用
※オールコート用を買うのがオススメ
どのコートでも使えるし、デザインが豊富なため
軟式テニスと硬式テニスの違いについて気をつける
軟式テニスと硬式テニスの違い

続いて、これからテニスを始める人はテニスには軟式テニスと硬式テニスがあり
この二つは全く別物のスポーツだということを理解しましょう!
テニスを全くやったことのない人からすると軟式と硬式の違いなんてボールの硬さだけだと思っている方もいるかと思います
しかし、実際は軟式と硬式では打ち方も考え方も全く異なります
軟式テニスの特徴
- ボールがあまり弾まない
- ダブルスが主流
- 競技者人口が少ない
- ダブルスの場合前衛と後衛でポジションが固定される
- フォアハンドとバックハンド同じ面で打つ
- ストロークの基本は回転をかけない「フラット打ち」
軟式テニスの基本的な打ち方は、体重移動を利用してボールを垂直にとらえる「フラット打ち」です
ボールを打つというよりは、ボールを引っ叩く感じに近いです
また、フォアハンドとバックハンドを同じ面で打たなければいけなかったり、
ダブルスの際にポジションが固定されていたりと、独自のルールが存在します
ポジションが固定されているせいで、ラケットも前衛用と後衛用に分かれているのも特徴の一つです
元々は日本発祥の競技で、プロ制度も一応ありますけど、アジア圏内でしか流行っていないので
世界的に見たらマイナースポーツと言えるでしょう

硬式テニスの特徴
- ボールが弾む
- シングルス・ダブルス共にメジャー
- 競技者人口が多い
- ダブルスでもポジションの固定などはない
- フォアハンドとバックハンド異なる面で打っても良い
- ストロークの基本は回転をかけてコート内に落とす「スピン」
硬式テニスは体幹と身体の回転を使って、スピンをかけて打つのが基本です
ボールが弾みやすいので、軟式のような引っ叩く打ち方をするとアウトになってしまうためスピンをかけてコート内にボールを落とします
軟式がコートとボールの関係を平面的に考えるのに対して、硬式は立体的に考えます
コントロールに関しても、軟式はコートの一点の場所を狙うのに対して硬式はネットの何センチ上を通せば狙いたい場所にボールが落ちるかを考えます
また、競技者人口も世界的に見てかなり多く、幅広い世代に楽しまれています
結局どちらが良いのか?
個人的には、断然硬式テニスをお勧めします
その理由の一つとしては競技者人口の多さにあります
中学生の部活動などでは軟式テニス部が多いですが、
軟式テニスの社会人サークルやスクールはほとんど見かけません
競技者人口が少ないと出場できる試合も限られてきます
テニスを生涯にわたって続けていきたいのであれば硬式テニスの方が良いかと思います
身体が出来上がっていない子供にはどちらを習わせるべきか?
硬式テニスは球速が速く、高くバウンドします
背丈が低く、身体が出来上がっていない子供には難しいし
間違った打点で打つ、癖がついてしまうのでは?
と考える保護者の方もいるかと思います
しかし、個人的には子供に習わせるのも硬式テニスをオススメします
その理由としては、硬式テニスでは年齢別に使用するボールの種類とコートの範囲が規定されているからです
ジュニア用のボールは柔らかく、そんなにバウンドもしません
なので適正な打点でのフォームが身につきます
学校の部活が軟式テニス部しかなく、子供も軟式を習いたいと言っているのであれば
軟式を習わせても良いと思いますが、そういった状況以外は硬式テニスを習わせるのが良いでしょう!
個人でテニスができる場所についても把握する

スクールや部活以外の個人でテニスの練習をしたいときは以下の場所で練習するのがオススメです
個人でテニスができる場所
- 市営・区営のコート
- 民間のコート
- 壁当て
まず、市営・区営のコートは市や区が運営しているコートです
地方では1時間200円程、都内でも1時間1,000円以内では借りられます
地域によっては、安い分予約が殺到していて中々取ることが困難な場合もあります
次に民間のコートですが、
これはスクールなどがレッスンとは別に有料で貸し出しているコートのことです
相場は、平日3,000円くらい、土日5,000円くらいです
スクール生割などもあるので、スクールに所属している方は比較的安く使えることもあります
壁当ては、完全一人での練習になりますが
無料ですし、工夫次第ではテニスに必要な技術を一通り練習できます
勿論、打つ相手がいた方が練習になりますが
壁当ても十分に基礎を固める良い練習になるので、打つ相手がいないときは積極的に利用していきましょう!
最後に、オマケですが
スポッチャなどにあるオートテニス(テニス版のバッティングマシーン)もお勧めです
練習をする上で初心者が気を付けるべきポイントを知る

テニスは反復練習が重要
テニスは反復練習が大切です
ストローク、ボレー、サーブ、スマッシュどのショットも制度を上げる為には正しいフォームで一定量反復して練習をこなす必要があります
スクールや部活で習ったことは、練習や壁当てなどで繰り返して、できるようにしましょう
また最初の内はボールを打つこと自体に慣れる必要があります
コートが使えるときはひたすらラリー練習などをして、打つことに慣れましょう!
生きた球を打つことも大切
基本的にはある程度自分のフォームが固まってきたら、ラリーなどの生きた球で練習をすることも大切です
球出しをして貰う練習はフォームを固めるのには良い練習ですが、実際の試合やラリーとは異なり打ちやすい球が来ます
自分の技術を高める為には、相手が打った打ちにくい球を沢山打って、生きたボールの跳ね方や回転を経験値として自分の身体に覚えこませる必要があります
人の打ち方によってボールの跳ねや回転量は変わってきます
そういったデータを一つずつ蓄積させて、自分の引き出しの数を増やすことが上達への近道です
体力づくりも大切だけど練習の優先順位を考えよう
ランニングや走り込みなどで体力づくりを優先させることが大切だと考える人もいますが、
ランニング等は、どうしてもコートが使えないときや体力に余力があるときにしましょう!
単純な体力づくりや瞬発力はラリーの中でも鍛えられます
テニスに必要なフィジカルはテニスの中で全て身につくのです
ランニングで疲れて練習に支障をきたしてしまっては、本末転倒といえます
素振りをするくらいなら壁当てをしよう
テニスにおいて素振りはほぼ意味がありません
というのもテニスの試合では、自分の間合いにボールが来ることはないからです
ボールを打つためには、自分の足で打ちやすい間合いに入ってあげなければなりません
この打ちやすい間合いを作ってあげる為の細かい歩幅調整がとても重要になります
なので、素振りをするくらいなら壁当てでの練習の方が有効です
壁当てだったら自分の打ちやすい間合いに入る為の歩幅調整の練習ができるからです
テニスは足を使ってなんぼのスポーツです
打った時の打球感やラケットの真ん中に当てることも大切ですが、
それと同じくらい打ちやすい間合いに入れているかも意識しましょう!
練習で気を付けるポイント
- テニスは反復練習!教わったことは意識して何度も練習しよう
- 相手が打った生きた球を打つことで、自分の引き出しが増える
- 練習の優先順位を考えよう
- 自分が打ちやすい間合いを見つけて、間合いに入る為の歩幅調整にも意識を向けよう
テニス初心者が上達する為のポイントを更に深く知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
運動が苦手でもテニスを楽しむことはできる

テニスは運動が苦手で体力が無いといった方でも楽しめます
確かに、体力やフィジカルが強いことに越したことはありませんが
それ以上に、テニスには正確性とブレないメンタルが大切なのです
正確性は反復練習によって身につき
メンタルは試合数をこなすことで強くなります
例えば、部活の試合では優勝経験もある学生の子が、市民大会に出たら
あまり上手くなさそうお爺ちゃんに一回戦で負けるなんて話はよくあることです
僕もそういった場面を沢山見てきました
勿論、体力もフィジカルもショットの威力も学生の子の方が上です
しかし、メンタルとアウトしない安全なところにボールを返す正確性だけはお爺ちゃんの方が勝っています
何せ年期が違います
テニスにおいては、このメンタルの強さとショットの正確性が非常に大切です
この二つが劣っていると、ミスを招きます
同じ1ポイントでも相手に取られたものと、自分のミスで落としたものとではメンタルへのダメージが全然違います
ミスをするとイライラして、
思うようにプレーができなくなってしまい、
それがさらなるミスを呼び、自滅してしまうのです
プロの世界でさえフラストレーションが溜まって、
思うようにプレーができなくなってしまい、
試合の流れが変わるといったことはよくあります
極論、フォームがめちゃくちゃでもメンタルと正確性があれば試合には勝てるのは事実です
勿論、プロを目指すとなると技術やフィジカルも大切になりますが、
市民大会や草トーナメントのような一般の試合でしたら、多少技術やフィジカルが劣っていても勝つことは可能です
- テニスは体力や運動神経よりも、ブレないメンタルとコートの安全なところに返す正確性が大切
- メンタルは試合数をこなすことで強くなる
- 正確性は反復練習によって、身につく
テニスを始めるまでに必要なことのまとめ
テニスは誰でも気軽に始めることができ、生涯に渡って続けることのできるスポーツです
最短で上手くなりたい方はスクールがオススメです
また、道具に関してはいきなり全てを揃える必要はありません
スクールでのレンタルサービスや体験レッスンを活用して、低コストで始め、
テニスが続きそうだと判断したら、道具を揃えていきましょう
ラケットを購入の際は安すぎるものは避け、自分のレベルやプレースタイルに合ったものを購入すると良いです
シューズに関しては、どのコートでも使用できるオールコート用がオススメです
テニスは繰り返しの反復練習が大切なので、スクールのレッスンがない日でも壁当てや貸しコートを借りて練習をするのが望ましいでしょう
練習については、生きた球を打つことで経験値を積み、
自分の引き出しを増やすことが大切です
とにかく色々な人と打って色々な球種に慣れましょう!
反復練習によって身についた正確性は身体能力の高さよりも貴重です
この記事で一人でも多くのテニスプレイヤーが生まれてくれると嬉しいです
今回の記事で何か分からない点がありましたら、
気軽にお問い合わせいただけると幸いです
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